教育業界で働いて15年程度経過しますが、本当に、色々と時代が変わっていく中で、教育的な価値観も変化している気がします。
特に、自分が感じる変化というところは、人権を尊重しすぎる変化です。
自分が子どもの頃を思い出すと、先生に殴られ、保護者が「ありがとうございます。」と言っていた時代のちょっとあとぐらいかなと思います。笑
暴力を擁護するつもりは全くありませんが、現在の人権を尊重する動きも、行き過ぎると非常に危険なのではないかと危惧しています。
行き過ぎは何事もよくないと井上雄彦さんのバガボンドで板倉勝重が宮本武蔵に言っていた言葉で、
不安の方へ振れれば心が閉じる。見まいとして固く閉じた心の中では不安はやすやすと心恐怖にかわり恐怖へと育つ。その逆も厄介だ。崇拝する。同化したがる。寄りかかって執着のできあがり。目も心も開いているようで閉じているのと同じ。ー中略。
真ん中がいちばんいい。 板倉勝重
それはわかります。 宮本武蔵
井上 雄彦 バガボンド30巻 #267 岐路 より
という一説があります。
今の時代本当に“納得解”を出していくことが非常に大切かと思います。
自分なりの解釈として、何か考える軸なるものを持っておけば、他人の言葉や考え方を自分の解釈として受け入れることができると思います。
今の時代、本当に“納得解”を出していくことが非常に重要だと思います。多くの人が子どもたちに関わっていて、教育的な価値感が変わり続けている中、今の子どもたちにとって何が必要なのかを一緒に考える姿勢が、親として非常に重要だと思います。
一緒に考え、自分で決めたことを少しずつ達成していくことが、将来自立した大人に成長するための重要な一歩になると考えています。私自身も、そのような環境を築いていきたいと思っています。
そんな環境を親として築いていきたいなと思う。今日この頃でした。
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