世の中にルールはたくさんあります。
国の法律から、スポーツのルール、家庭のルールなど、様々です。
果たしてそのルールとは一体なぜ、設けられているのか?また、家庭等でルールを設けることも想定されますので、今回は、ルールを作る側と守る側でのメリット、デメリットを基に考えていきたいと思います。
ルールは、人々が共同生活を営む上で、互いの利益や安全を守るために設けられます。ルールは、社会の秩序や安定、公正性を維持するために必要であり、人々が互いに協力して暮らすために欠かせないものです。
ルールを作る側のメリット
- 社会の秩序を維持することができる
- 公正性を確保することができる
- 安全性を確保することができる
- 社会の発展を促進することができる
ルールを作る側のデメリット
- 厳密にルールを遵守することが困難な場合がある
- ルールを遵守しない人々が出てくることがある
- ルールが適用される状況や環境が変化した場合に、ルール自体が不適切になることがある
ルールを守る側のメリット
- 社会の秩序を守ることができる
- 安全性を確保することができる
- 公正性を確保することができる
- 社会的信用を獲得することができる
ルールを守る側のデメリット
- 自己の自由や権利が制限されることがある
- ルールを守ることがコストや労力を必要とする場合がある
- ルール違反を犯した場合には、罰則を受けることがある
ルールは、社会を適切に機能させるために必要なものですが、ルールを作る側と守る側の双方にとって、メリットとデメリットがあることを理解することが大切です。
また、今の時代、ルールを作る側とルールを守る側の合意形成が必要なものだと思います。
特に家庭での合意形成を図る際に、頭ごなしに「テレビをずっと見たらダメ」や「〇時に寝ないとだめ」というのではなく、子どもたちが理解できるようになぜずっとテレビを見たらダメなのか、なぜ〇時に寝ないとダメなのか。丁寧に伝えていく中で、理解をしてもらう必要があります。
その理解が進めば、基準としてのルールのみで、約束事としてのルールの必要はなくなるでしょう。
基準としてのルールを明確に示しつつ、合意形成を図る約束事としてのルールは必要に応じて使いながら状況を見てなくす方向で考えることで、子どもたちにとっても成長の実感につながるかもしれません。
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