見落としていた条項を、AIが拾ってくれた日

資産形成

昨日の夜、管理会社から届いた報告書に目を通していた。数字だけ見ればいつも通りの内容で、正直、流し読みで終わらせてしまいそうな量だった。

そこで、まとめと提案までを一度AIに任せてみた。要点を整理させて、こちらでどう動くべきかまで出させると、思っていた以上に的確な提案が返ってきた。人間なら「まあ今回はこれくらいでいいか」と流してしまいそうなところも、律儀に拾ってくる。

契約書は、読んでいるようで読み飛ばしている

同じ流れで、進行中の物件の重要事項説明書と売買契約書も見てもらうことにした。「買主側の負担になっている部分がないか、見てほしい」とだけ伝えると、いくつかの条項を挙げて、それぞれどう買主に不利に働きうるかを整理して返してきた。

自分でも一通り目を通したつもりだった契約書だったけど、こうして並べられると、正直「ここ、流していたな」と思う箇所がいくつかあった。悪意があって見落としていたわけではなくて、単純に、何度も似た書式を見ていると、どこかで確認が惰性になってしまうんだと思う。

聞き方ひとつで、返ってくるものが変わる

最初は「この契約書、問題ないか見て」とざっくり聞いていた。それだと、返ってくる答えも当たり障りのないものになりがちだった。「買主側の負担」という切り口を渡してから、急に指摘の解像度が上がった感覚がある。多分、AIが賢いかどうかより、こちらがどこを見てほしいのか、自分の中で整理できているかどうかの問題なんだと思う。逆に言えば、視点さえ渡せれば、忙しい時期の一次チェックとしてはかなり心強い相棒になる。

気づいてくれるのは、AIだけじゃない気もしている

こういう場面で助かっているのは、AIが優秀だからというより、こちらが「見るべき視点」をあらかじめ渡してあげられるからな気がする。「負担になっている部分を見て」と一言添えるだけで、拾ってくる精度がまったく変わる。逆に言うと、何を聞けばいいか分かっていないと、宝の持ち腐れになるんだろうなとも思う。

地道な作業と、不動産投資の相性

不動産投資は、契約書一枚、報告書一枚の読み込みの積み重ねだと思っている。地味な作業だけど、そこを丁寧にやるかどうかで、後々の負担がだいぶ変わってくる。派手な話ではないけど、こういう地道な確認作業にAIを組み込めるようになったのは、今の自分にとってはわりと大きい変化な気がする。

これから物件数が増えていけば、報告書や契約書に目を通す量も比例して増えていくはずだ。そのたびに全部を人力でやっていたら、多分どこかで確認が雑になる瞬間が出てくると思う。一次チェックをAIに任せて、最終判断は自分でする。そのくらいの役割分担が、今のところちょうどいい距離感な気がしている。

契約書を読む目は、多分これからも自分で磨いていかないといけないんだと思う。それでも、見落としを一つでも減らしてくれる相棒がいるというのは、素直にありがたい。

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