土曜の夜、子どもたちを寝かしつけてから、不動産投資のZoom勉強会に参加した。今回は初心者向けの実例共有会で、実際に規模を広げている人たちが、自分の体験をそのまま話してくれる回だった。
画面越しに聞いていて、最初に思ったのは「みんな、思ったより気負っていないな」ということだった。派手なプレゼンをするわけでもなく、淡々とこれまでやってきたことを話していく。でも聞いているうちに、その淡々とした語り口の奥に、共通する何かがある気がしてきた。
## 拡大している人に共通していたこと
話を聞けば聞くほど、規模を広げている人たちには、いくつか共通点があるように見えた。
### 行動を呼吸するように起こす
まず、行動することへのハードルの低さが印象的だった。「良いと思ったら、とりあえず動く」というのが特別なことではなく、呼吸をするのと同じくらい自然に組み込まれている感じがした。迷う時間はもちろんあるんだろうけど、それを外に見せない、というより、迷っている間にもすでに次の一手を動かしている、というほうが近いかもしれない。
### 自分の強み弱みを理解している
もうひとつは、自分の強みと弱みを、わりと客観的に把握しているように見えたことだ。融資に強いのか、物件を見る目に強いのか、それとも人脈や情報収集に強いのか。得意なところはそれぞれ違うのに、みんな自分の武器がどこにあるかを分かった上で、そこを軸に判断している気がした。
### 最終的に、適切な判断をする
そして最後に、いろんな情報や選択肢がある中で、最終的にちゃんと「これでいく」という判断を下せていること。当たり前のようで、これが一番難しいんじゃないかと思う。
## スマートに見えても、中身は泥臭い
もうひとつ勉強になったのは、一見スマートに拡大しているように見える人でも、話を掘り下げていくと、意外と泥臭い方法で規模を広げていたりする、ということだった。
物件を何十件も内見して回ったり、地道に業者さんとの関係を築いたり。表に出てくる結果だけを見ると効率よくやっているように映るけど、その裏側には、行動の選択を自分なりに合理化していくプロセスが積み重なっている。合理化というのは楽をするという意味じゃなくて、「なぜその選択をしたのか」を自分の中で筋道立てて説明できる、という意味に近い気がする。そのプロセスを繰り返しているうちに、結果としてその人なりの拡大の型ができあがっていくんだろうなと、聞いていて腑に落ちた。
## 今の自分にとっては、まだ参考書の段階
正直に言うと、今の僕は拡大とかそういうフェーズにはいない。個人で5棟10室未満を目指している途中で、法人化もこれからの話だ。だから今日聞いた実例も、すぐに自分の行動に反映できるものばかりではなかったと思う。
それでも、こういう話を聞いておくのは無駄じゃない気がする。いつか自分がその段階に来たときに、「そういえば、あの人はこう言っていたな」と思い出せる引き出しが増えるのは、それだけで価値があることだと思うから。
## 一貫していることの、かっこよさ
今日一番印象に残ったのは、具体的な拡大の手法よりも、話していた人たちのマインドが驚くほど一貫していたことだった。派手な言葉を使うわけでもないのに、根っこの部分でぶれていない。
一貫性がある、というのは地味だけど、実はかなり難しいことなんだと思う。状況が変わったり、うまくいかないことが続いたりすると、人はどうしても軸を曲げたくなる。それでも自分の判断基準を貫き通せる人は、それだけで生き様としてかっこいいなと、素直に思った。
拡大のフェーズはまだ先でも、貫くことのかっこよさだけは、今の自分にも真似できる気がしている。



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